やりたいことがやれる環境にいるか?

やりたいことと今いる環境とのギャップを認識する

前回は「やりたいことで生きていく」とは書きました。しかし果たして「今自分はやりたいことがやれる環境にいるか?」、と「やりたいことをやっていて食えるのか?」の2つが次に切実な問題になるでしょう。

今回は前者、「今自分はやりたいことがやれる環境にいるか?」について書いてみます。


私の場合、最初の会社での残業は非常に多く、ウィークディは毎日夜10時まで残業し、週休二日は名ばかりで土曜出勤は当たり前、月平均70から90時間の残業が普通、と言う職場で10年近く過ごしました。1時間半以上かけて自宅に戻る頃には疲れ果てて風呂入って寝るだけ、の毎日だったことを思い出します。

今の仕事に十分満足しており、将来も保障されている(と思える)ならそんな生活に我慢もできるでしょうが、自分の裁量が乏しく会社で決められたことをただこなすだけで、いつどこに飛ばされるかビクビクしている状態で、そんな生活にいつまでも耐えられるものではありませんよね。昨今は副業解禁が話題になっていますが、今そんな環境で副業しろって言っても無理です。

また、いかに今いい環境にいたとして、どんなことが起きようがその会社に定年までいる覚悟があったとしても、会社が従業員一人一人の幸せを最大限保障できるはずがない。


と言うわけで、今の時点でのアドバイス。

やりがいとか次への布石という意味で、今いる組織の中で、仕事は仕事で全力を尽くすべきでしょう。そこで中途半端な成果しか上げられないようではいくら環境を変えようがいつまで経ってもやりきったという満足感とか自分はできるんだという自負心が芽生えようはずがない。

しかしながら、自分の嗜好や会社の都合などいつどう変化するかわかりませんから、最低1つは仕事以外に興味を持てることを持っておくことをお薦めします。それが副業になっているならこれ以上私の話を読む必要はなく、自分の信じることをどんどん進めたらよろしい。そうでなくてもそのジャンルでお金を稼いでいる人がいる、くらいの情報はネットで調べておくと良いのではないでしょうか。先駆者がいるのといないのとでは安心感が違います。

というわけで、今回は「今自分はやりたいことがやれる環境にいるか?」を自問自答し続けることをお薦めする、というアドバイスでした。


ここまで

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