今回の話題はみんな大好きフードコート。
鳥さく
「重食」って言葉を初めて聞きました。「軽食」の対語でがっつり食べる、と言うこと。
「鳥さく」は唐揚げ専門店で、金網を使って盛り付けを高くするのが店の集客戦略なのだそう。フードコートだとお客が受け取って席に着くまでの間、見せて歩いてくれる広告塔になってくれるから。頭いいですね。
フードコートは店が狭く間口の幅も決まっているので、メニューは縦長に面積を目一杯使っているのだそうです。
儲かっているところは色々考えますね。
春水堂(チュンスイタン)
本場台湾のタピオカミルクティーの店です。
温度や糖度を一杯一杯機械で計測しているので作るのに時間がかかるそうですが、行列が客を呼び更に行列が長くなる好循環が生まれるようです。
また、お客がインスタに上げてくれるように透明な容器でタピオカが見えるようにしているのはもちろん、更に噴水近くとかインスタ映えを狙える場所に出店しているとか。
スシロー
スシローと言えば回転寿司ですが、フードコートに出店する際にはまた別の苦労というか特徴があったようです。
ベルトを設置する場所はないので6貫以上先に注文して後で受け取るのですが、握った寿司をまとめて綺麗に並べるのが手間だそうで、専用のロボットがシャリを並べて後から寿司ネタを載せていました。
ワンタッチコール(パシフィック湘南社製)
先に注文してできるまでしばらく時間がかかる場合、ピーピーの電子音とブルブル振動で出来上がりを呼び出すための無線機器です。
従来はテンキーで例えば15番を呼び出す場合は1、5、呼び出し、の3プッシュ必要だったのが、ボタンは30個と多いがボタン一個押すだけ、つまりワンタッチで呼べるというもの。だからワンタッチコール。時間勝負の現場だとこういうちょっとした工夫でもバカにならないということですね。
蛇足ですが私はこの製造に携わったことがあります。佐々耕三社長のお元気そうな姿を見て嬉しかった。
柿安 Meat Express
デパ地下でよく見かけたお店ですがフードコートにも進出しているそうです。
今日はここまで