最初は会社に籍を置いたまま副業として始めた事業も、会社を辞めたらそのまま個人事業主としてやるか、いっそ会社を設立して代表取締役になるか、選択しないといけません。
人それぞれ事情も考え方も違うので一律にこうする方がいいとは言えませんので、独立する前に考えておくと良いことだけ列挙しておきます。
1. 法人設立のメリット・デメリットを抑えておく
自分で法人を設立すれば、会社員時代には夢のまた夢だった「代表取締役」の肩書きが名乗れます。信用力も大きいですが、その分資本金を準備しておかないといけないし色々煩雑な手間がかかります。税金や社会保障の扱いも変わって来ますが筆者は細かい説明はできませんのでここでは参考になるサイトを紹介するに留めます。
https://www.freee.co.jp/kb/kb-launch/incorporation-melit/
2. メリット・デメリット以外の部分
「事業に法人格を持たせることの意義」は、自分がいなくなっても事業を残せること、つまり「(子供など近親者を含む)他人にも譲渡できること」でしょう。芸能人や野球選手はサラリーを貰う以外に個人事業主にしている人が多いと聞きますが、これは生身の自分自身だからこそ成り立つ事業で人には譲れませんね。弁護士やお医者さんは事務所や病院を法人にすれば残せますが。
それ以外にも金銭的な損得勘定だけでは決められない部分があります。「代表取締役」を名乗るだけで人の見る目、特に家族・親族・ご近所さん・取引先の目や、自分のやる気も変わって来ます。
言わずもがなですが個人事業主として始めて軌道に乗ったら法人化、と言う手もあります。
ここまで