※予めお断りしておきますが、これから以降は、PC自作が初めて、のような初心者向けになります。知識も経験もこだわりもある人はパーツを自分で選ぶスキルは持っておられるはずで、ここに書くノウハウは役に立たないと思います。それでも間違いを正してやろうとか思う方はご自由にご覧ください。
1. 初心者はパーツを個別には選ばないこと
CPUを個別に選んで、それにあったマザーボードを調べて、、、なんてことやるのは知識のある人か、お仕着せがいやで個別に選ぶこと自体に興味とか価値を見出す人たちでしょう。
初心者はネットや書籍に出ている標準的なセットを参考にして、それをベースに自分なりのこだわりのあるパーツや記憶容量を足したり引いたりすべきです。
人と違うことをやると言うことは、それ相応のリスクを負う、と言うことです。
パーツのメーカ、種類、容量等を個別に選んだ挙句、価格や性能がアンバランスで、使おうとしていた周辺機器が繋がらず、やりたいこともできず、質問する人もいないのでお手上げ、なんてことにならないようにしましょう。
2. 次に自作するときにパーツを流用しよう、なんてことは考えない
パソコンの出始めから、パーツは後々使えるように、なんてこと考えて買ってきましたが、次に新しいパソコンを作り直すとき、以前のパーツが使えた試しはありません。CPUやマザーボードは真っ先に変えますし、メモリは規格的には使えても容量を増やさないと新しいソフトが動かないし、同じことはHDDやSSDにも言えます。ケースや電源は長く使えるかと思いましたが、作り変える頃には機能が増えていて買い換えたくなります。
要するに、今一番欲しいスペックで揃えればいいのであって、次に作るときに流用できるように、とは思わないことです。
3. メモリやSSDの拡張性はあった方がいい
例えばSATA仕様のSSDはHDDと互換を取るためしばらく残るでしょうが、大きさ、スピード、取り扱いの容易さ、から言ってM.2に置換されるのは時間の問題だと思います。つまりマザーボードでSATAの数よりM.2の数の方を心配した方がいいと言うことです。
同じことはメモリスロットの数にも言えます。今刺さっているメモリを全部取り替えるよりは追加するようにしたいのは人情ですから。
ここまで