やりたいことで生きていく

プロフィールに書きましたが、筆者はマイコン関連の勉強をして職業にしようと大学に入り、電子回路やコンパイラとかそれに近い勉強をしましたが、会社に入ったら大型計算機の仕事になりました。当時マイコンはおもちゃ扱いで、大型機の方が技術的にも経営的にも花形だったから社内でいいポジションが得られるのではないかとスケベ心出したんでしょうね。しかしそれから事業として立ち上がったパソコン事業は最終的には他社に売却されていますから今となっては何が良かったのかはわかりません。

ただ今にして思うのは、家庭や子供優先で自分のやりたかったことを犠牲にしたことは間違いなく、マイコン、パソコンからハードやるなら半導体へ、ソフトやるならゲームかインターネット関連へ、と今と違った道に進んだはずで、もう少し自分のやりたいことを優先して考えた方が最終的にはやりがいが残ったのかなとも夢想します。

私の世代は、まずは自分のやりたいことは一旦封印して両親が納得する会社に入り、そこでポジションを上げながらやりたいことを模索する、のが一般的だったと思います。しかし会社としては能力が未知の新入社員を採用して好きなことをさせてくれるほど余裕があるわけもなく、リストラもいまだにダラダラ続けています。

これからの世代の生き方は、まず自分のやりたいことを見つける。それで生きていけるようなサポートを受けつつ、自分でも工夫し模索する、ようにしないといけないのではないでしょうか。やりたくない仕事で運良く定年近くまで会社にいられたとしてもそれからの人生も長いですから。

「一生続けられるような、やりたいこと、好きなこと、を見つけて仕事にする」

それがこれからの世代の生き方だと思います。

ここまで

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