これから社会に出る若い人たちにアドバイスめいたことを残しておこうと思います。
あなたの親や祖父母の世代は、年功序列の終身雇用で、定年で会社を辞めたら死ぬまで年金をもらいながら過ごすことを前提に生活設計を考えることができたかもしれません。
しかしながら昨今、企業は既に年功序列で終身雇用という前提は諦めてくれ、その代わり副業は認めましょう、という方向に向かっています。国の年金制度自体も表向きは大丈夫と言いますがいざとなったら政治家や公務員は自分のことで頭が一杯で、民間のことを自分を犠牲にしてまで面倒見てくれるとは到底思えません。
新卒で、仕事が未経験で採用してくれる会社があったらありがたく入社させてもらって、副業にも励み、いざとなったらいつでも転職するか、副業をメインにして独立する、くらいの覚悟をしておいた方が良いでしょう。会社、つまり株主とその子分である経営者たちは、自分たちが生き残るのに精一杯で、金儲けの駒つまり従業員のことは二の次だと思った方が良いです。
会社を経営する立場にならないとわからないことは多々あります。いずれ経営者になるつもりの気概ある人は、社内外を問わず早く経営者側になれるよう努力を続けた方がいい。そうでないなら今の会社に徹底的にしがみつくか、いつ切られても困らないように副業でも食えるようにしておく、等々の自己防衛を心がけるべきでしょう。
このあとは起業の仕方、心構え、等について書いていきます。