人には、自分からは簡単には逃れられない「固定観念」というものがあるようです。「潜在意識」も似たような概念でしょうか。
例えばかつての私は次のような観念(ドグマ?)に囚われていました。
「成功とは敬われる地位に就いたり金持ちになること」
「結婚して子供を持ってこそ一人前」
大学を卒業する間際には「大学院は出ておくべき」という恩師や仲間も大勢いました。早くビジネス界に入りたかったのでそこは曲げましたけどね。
でも最近の風潮は
「成功とは自分のやりたいことができること」
「結婚はしたい人がすればいい。同性と結婚したい人がいても邪魔はしない。自分を犠牲にしてまでたくさん子供を持つことはない」
になりつつあるのではないでしょうか。つまり、人からどう思われるかよりも自分がどうしたいか、どう思うのか、に重点が移ってきているということ。
昭和30年代生まれの私は潜在的な固定観念に色々囚われて失敗というか損をしてきた感があります。例えば
「長男が両親の面倒を見て代々家と墓を継ぐべき」
「都会の有名企業に勤めればいい人生が送れる」
自分の子供たちの人生には合理的でない制約を加えたくないし思うように自由に生きて行って欲しい。都会でなくても楽しい、有意義な人生は送れるはずだと思うし。
これからの若い人はもっと、他人に影響されず、自分が思いのままに人生を全うして欲しいと願っています。
ここまで