私はまだ成功しているとは言い難いですが、紆余曲折がありながら曲がりなりにも自立を果たしているので、もう一度サラリーマンから自立するとしたらこうするだろう、という観点でロードマップを書いてみます。
1. 自分が死ぬまでにやりたいこと、成し遂げたいことを時間を取ってじっくり考えてみる
勢いに任せて会社を辞めてしまうと、金を稼ぐのに頭が一杯で、結局何がしたかったんだろう、サラリーマンの方がよかったんじゃないか?と悩むことになります。収入が不安定になる前に、一度じっくり時間を取って、本当にやりたいことって何なのか?を考える時間を取ることをお薦めします。
2. そのやりたいことで生活できるか、検討し、試行してみる
サラリーを貰っているだけだと、不特定多数の人からお金をもらって生活していくことが想像しづらいと思います。身近に自営業などしている人がいれば話を聞かせて貰えばいいと思いますが、そうでない人もネットや書籍に情報は一杯出ているので体験談を探して読んでみるといいです。
あとは規模は小さくて良いので実際に体験、試行してみることです。物販なら不用品を売るところから、情報起業ならブログを書いてみる、ツイッターでつぶやいてみる。要は手応えを感じられるところまで続けてみることです。
最後は自信が持てるまで副業で本業と並行して続けるのが基本だと思います。
3. やっていることに飽きることはない、目移りしない、何があっても続けられる、と自信が持てたか自問自答する
まずは自分が納得できないと話になりません。他人に自分の人生を左右されているようではそもそも自立には向いていません。飽きっぽい人もだめでしょう。絶対飽きない、めげても立ち上がれる工夫もできる、と確信を持てたら次は最終段階です。
4. 身近な反対する人を説得できると自信が持てるかどうか。が実際のアクションを起こすかどうかの分かれ目
会社を辞めれば固定収入がなくなるわけですから、相当な自信がないと自立はしない方が良いとしか言えません。身の回りには必ずドリームキラーがいます。そんなこと辞めておいた方がいい、できるわけない、と囁く人々です。3月で終わった朝ドラの「まんぷく」で松坂慶子や桐谷健太が演じた役どころです。
自信があり、思い切りのいい人は人の言うことは聞きませんからこの文章は役に立たないでしょう。さっさと独立しましょう。
5. 老婆心ながら1つアドバイス
1ついいことを教えましょう。1年努力を続けて1年後結果が出るような事業は個人事業には向いていません。途中で心が折れます。1日頑張ったらその結果が翌日現れる、のがベスト。
どんなにスパンが長くても、一ヶ月何も反応がなくても一ヶ月後には結果がわかる、くらいが限界だと思います。私は3年頑張ってぼちぼち、と言う事業を始めるために独立しましたが、それは客観的にみてかなり稀で、自分に相当な自信があったからです。普通の人だと我慢できないかもしれません。
では健闘を祈ります。