私は会社員時代は技術開発畑に在籍しており、マーケティング・営業のことを良く知らないまま経営者になってしまいました。でも試行錯誤してしばらくもがいているうちに体系化できそうに思えたのでここに書き留めておきます。
蜘蛛の巣営業・蜂の巣営業
営業の手ほどきを受けた方から聞いたのが①蜘蛛の巣営業、と、②蜂の巣営業、の2種類です。前者は巣を張ってお客さんを待つ営業、後者はお客さんを見つけに走り回る営業、ですね。
前者は商品、有形でも無形のサービスでもいいですが、を作ってその特徴を告知します。最初の、商品を作る、ところが一つ目のハードルで、これを超えたらお客さんを見つけるのが2つめのハードルです。
後者は、ツテをたどって面会に持ち込み、そこから自分ができそうな仕事を提案して発注してもらいます。有形の商品がなく、何ができるでもない人には会ってもらえないので、アイディアとか試作品とか半完成品とか何らかの「ネタ」は必要なんじゃないでしょうか。
副業でやるなら前者一択でしょう。本業があるのに自分の副業のために(平日に?)顧客を訪問するのは普通の会社に勤めながらできるのかちょっと想像つかないです。
ネットで不特定多数の個人にアプローチする
最近はネット社会が発達しているので、自分の商品をアピールするのは昔に比べれば容易です。ブログ書くなりSNSで発信するなりできますから。よって副業を始めるなら、特定の企業の下請け仕事ではなくて不特定多数の個人相手に売れるものが有望だと言えます。
商品を掲載して売買できるサイトはいくらでもあります。私はヤフオクから始めて今ではアマゾン、小規模ECサイト、自社ショップを使い分けています。今後その一例を紹介することがあると思いますが、今でも多くのサービスサイトがあり、今後も増えていく可能性があるので自分で調べてみてください。まずはメルカリとかヤフオクとか1つめを試して、性格によって乗り換える、使い分ける、ことも視野に入れる、ということです。
それらサイトの使い方等の説明は詳しい人にお任せするとして、基本的な考え方は、
不特定多数の個人向けに完結した商品を売る
のが普通の人に副業としてお薦めしても良いということです。もちろん特殊な技術を持っていて商品化のためにクラウドファンディングやエンジェル投資家を募って起業を目指す人はいるでしょうが、普通のサラリーマンがやれることではないのでここでは省きます。
ここまで