物販の基礎

物販は、数ある副業の中で比較的ハードルが低いと思うのですが、それでもある程度の準備や基礎知識は必要なので、超初心者のためにいくつか基本知識や注意事項を書き留めておきます。

1. 物販の色々

1-1. 不用品の処分(超初心者向け)

これは仕入れが必要なく利益を出すことは考えなくて良いので、将来のためにヤフオクやメルカリなどで物を売ってみる経験をしておくといいと思います。給料以外で、物を売ってお金をもらう、という経験は貴重です。

1-2. 個人や小売業者から仕入れて販売する(利益を出す感覚が身に付く)

仕入れと売却価格の差を狙ったいわゆる「せどり」がこれに当たります。実店舗とネットショップの価格差や、国内外のネットショップの価格差を利用します。商品には興味がなく価格差だけで勝負する人もいますが、筆者の場合興味のない商品を売買するのはモチベーションが上がらず、万が一商品について質問されても答えられないのでお薦めしません。普通は自分が興味を持てて知識がある商品を扱うのが良いと思います。

1-3. 卸売業者やメーカから仕入れて販売する(ここからはセミプロ、プロ級)

ここからロットで、小売価格でなく卸価格で、仕入れることが前提になります。安く買って高く売る。これを数多くこなす。と言う商売の基本が学べます。ただしある程度の資金と売れる見込みや自信が必要になってきます。

1-4. オリジナル商品を自分で作るかメーカに作ってもらって販売する

これが物販のゴールだと思います。これ以降はケースバイケースになるのでこれくらいにしておきます。

2. 在庫と決済、資金繰り

仕入先、自分、販売先、の間で、商品とお金をどういう順序で受け渡すか、によっていろんなバリエーションが考えられます。

自分としては、お金を貰ってから仕入れて納品する、のがリスク最小で都合がいいわけですが、逆にお客さんは納品され検品してからお金を払いたいのが普通です。

小ロットで仕入れて一個からネットで個人向け販売、を前提とするなら、商品を絞って最小ロットを自分のリスクで在庫し、ネットショップに用意されている決済手段(銀行振込、クレジットカード、代引き、コンビニ支払い、等)で決済してもらう、のが一番現実的でしょう。

売れたら在庫を補充し、リスクが負える範囲で未販売の商品を追加で仕入れる、を繰り返す感じです。

3. 集客、受注、梱包、発送

前項で触れましたが、ネットで小売するのを基本にするのであれば、集客・受注の機能はネットショップに含まれています。場合によっては梱包、発送までしてくれるところがあります。その最たるものがAmazon FBAで、在庫を預かってくれて、あとは集客して発送、集金まで全部やってくれます。その分手数料がかかるのと同じ商品でもライバルが多いのとがデメリットでしょうか。

FBAの機能のうち、勝てると自信が持てるものがあるのであれば、その機能だけ自社で持つこともありでしょう。

では成功を祈ります。

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