今回はI2Cシミュレータのハードウェアの話です。
Windows/Mac/RasPiからアクセスするのに便利なUSBインターフェイス経由でI2Cセンサーを操作しようとしているわけですが、RasPiに組み込みたい場合、USBインターフェースは冗長ですね。
そこで、I2CシミュレータはUSB-シリアル変換部と、I2C I/Fを持つメインマイコン部に分離できるようにしておきます。開発時にはUSB-シリアル変換を使うが、RasPiに組み込む時はこれを外してシリアルインターフェース同士で直結するようにする。
以前はI2Cインターフェースで直結しようとしていましたから、コマンド解釈のためのマイコンが途中に挟まることになります。開発効率や発展性を考えるとこれくらいは許してもらいたいものです。