「令和」に寄せて

今回は人生設計とは趣旨が若干ずれますが、この歴史的な出来事が今後自分にどう影響を与えて行くのか、この時点に書き留めておこうと思います。


当時の小渕官房長官が「平成」と書かれた額縁を掲げた日を昨日のように思い出します。昭和天皇が崩御され日本中がこの先どんなことがあるのかと固唾をのんで見守る厳粛な空気の中でのことでした。今回「令和」が発表されてお祝いムードなのとは真逆のスタートでありました。

平成になった日のテレビニュースで、外国メディアの記者が「平成」の意味を”Accomplishment of peace”と伝えていたのを強烈に覚えています。世界中が「昭和」が戦争の時代だったことを忘れていないのだな、と再認識させられたからです。

「改元すると言うことは、平和は達成されたと言うことか?」と疑問に思えたりもしますが、平成時代には少なくとも日本は戦争を仕掛けなかったし巻き込まれることもなかった。

「令和」は「平成」に込められた世界平和への思い、誓い、からは若干遠ざかり、花を愛で、文化を愛する国になりたい、と言うような風雅な趣を感じます。それがパワーで世界に影響を与えることはしないと誓った日本の生き方だ、と言うメッセージになるのかもしれません。

既に元号は日本にしか残ってないそうで、であるならば、せっかくのこの数少ない世界に発信できるソフトパワーを最大限利用すべきではないでしょうか。


ここまで

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